お知らせ

理想の店づくり(6/5発信)

一週間の長いお休みをいただき、今後の一八をじっくり考えました。
先代が昭和49年から大衆居酒屋として20年間築き上げた店を平成5年に
二代目として引き継いで早27年が経ちました。
90年代のバブル期後半をピークに、男女雇用機会均等法の施行やリーマンショック、東日本大震災…と
様々な出来事から経営状況も様変わりしてきました。
時代と共に昭和のサラリーマン客が憩う場から女性客やファミリー層も楽しめる場へと
居酒屋の価値観は変化し、それに合わせてメニュー構成も変えてきました。
企業の飲み会の場も大きく変わり、接待や商談、歓送迎会や忘年会と言った酒席は
年々少なくなり、代わりにプライベートな飲み会が増えてきました。
 
そのような中、去年からコロナ禍での厳しい状況が続き、通常営業が出来ない日々が
一年以上続いています。
 
コロナを機にリモートワークが加速し、コロナが収束したのちにも働き方が多様となり
この先、飲み会の意義も大きく変化していくと思います。
また食品ロスが問題とされる昨今、仕込みの仕方も変えていくべきと考えました。
仕入れや仕込みの無駄を省き、経費を削減した分をお客様に還元していきたいと思います。
とは言っても、いきなり来週から変えられる訳ではありませんので、コロナの感染状況を
見ながら、目指したい店づくりを継続的に考え、この大きな転換期をプラスに捉えて
今後少しずつ営業形態を構築していきたいと思っています。
 
目指したい店とはお客様の要望を取り入れたメニュー作りです。
ご予約していただいたお客様のご希望に沿った料理のご提案とご提供。
必要な仕入れと仕込みをして、お客様に喜んでもらいたい。
簡単なことではないと思いますが、これから数年かけて理想とする形態に移行し
皆様に愛される店を続けていけたら幸いです。
 
これからも地道に頑張ってまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
 
 
 
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